腰痛・背中の違和感と二人目不妊の改善
【症例報告07】

カイロプラクティックこまば
【東京都目黒区 井の頭線駒場東大前駅すぐ】

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症例のポイント:AKによって骨盤のバランスを整えることは、二人目不妊の改善に向けても良い影響を与えることが期待できます。

30代女性。

症状

  • 1年前から子供を少し長く抱っこした後に腰痛と背中の違和感が出る。(子供がベビーカーに乗らなくなって抱っこが増えた)
  • 腰の左側に痛みがあったが、最近は右側も痛む。
  • 1ヶ月ほど前は5日間ほど非常に痛む時があり、その時は朝にも痛みがあった。
  • 妊娠前や出産後しばらくの間は腰が痛むことはなかった。

経過

子供の抱っこが誘発要因ということだったので、腰部・骨盤のバランスを中心に検査したのですが、骨盤の傾きや腰部における左凸の側弯、更には腸腰筋や縫工筋といった筋肉の筋力低下が認められました。特に、恥骨結合部(骨盤の前面にあります)における機能障害に対して顕著に反応が出ていました。

調整としては、AK(アプライド・キネシオロジー)を用いて恥骨結合部、腰部、更には弱化した筋肉に対してアプローチしました。2回目来院時にはすでに腰痛や背中の違和感がほぼ改善していたのですが、腰部の弯曲や弱化筋が残ることもあって継続して調整させて頂きました。恥骨結合部における機能障害が戻ることもあったのですが、結果的に4回で症状や機能の改善が確認できたため、定期的な来院は終了となりました。

子供の抱っこが腰背部痛の誘発要因となることをイメージしたイラスト

小さいお子さんがいらっしゃるママさんの場合、子供中心の生活になりがちです。睡眠時間も短くなりますし、子供が泣くとついつい自分のことを後回しにしていろいろ面倒をみてしまうものですよね。身体や精神の疲労がどんどん蓄積されていますので、ちょっとした負荷(例えば長時間の抱っこ等)だったとしても、今まで表面に出てこなかった問題が普段以上に顕在化してくるものです。この患者さんの場合も、体重が増えてきたお子さんを長時間抱っこするといった要因が腰部や骨盤の問題を表面化させたのではないでしょうか。恥骨結合部における機能障害という側面から考えると、出産に伴う影響が大きかったのかもしれません。

また、これは手紙を頂いて初めて知ったことなのですが、この患者さんは不妊の改善も期待されていたそうです。この患者さんの場合は二人目不妊に当たるかと思いますが、今回の検査結果が骨盤、特に恥骨結合部の機能障害であったことから考えると、出産といった身体構造への多大なストレスが腰部・骨盤の機能障害を引き起こし、関連する自律神経系の働きに影響を及ぼしていたのかもしれません(推測ですが)。もちろん、今回のカイロによる調整が功を奏して妊娠されたとは限りませんし、どなたにでも当てはまる効果とも思いません。とはいえ、今回の結果はカイロプラクティックが自律神経系、つまり身体の恒常性に影響を与えることができるということを示しているのではないでしょうか。

カイロプラクティックの可能性を改めて実感することが出来るとても素晴らしいお手紙だったということを最後に付け加えさせて頂きます。

※今回ご紹介した患者さんが出産後に骨盤チェック・骨盤矯正を希望されて来院下さいました。そちらの症例も紹介しておりますので、よろしければご覧ください。

※詳しくはこちら→症例報告08:産後の骨盤矯正

二人目赴任が改善して家族が増えたことを喜んでいる様を表したイラスト

腰痛で通っていましたが、潜在的に不妊も治れば...との思いでした。二年の不妊で病院に通ったり、漢方を試したり...。たまたま食料宅配のコラムで体のゆがみから不妊になる場合もあるというのを思い出し、ものの試しにとの思いからでした。功を奏してか、めでたく妊娠しました。本当にありがとうございました。

※症例の一覧はこちら→症例報告

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