姿勢改善
【症例報告04】

カイロプラクティックこまば
【東京都目黒区 井の頭線駒場東大前駅すぐ】

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症例のポイント:良い姿勢を意識して無意識に変えて行く必要があります。日常からの頑張りも必要ですので、アドバイスを行っています。

20代女性。

症状

  • 姿勢の悪さを訴えて来院。猫背が気になり、座っている時も歩いてきる時も肩が丸まっていると感じる。
  • 疲労感はあるが、肩こりや頭痛、腰痛といった症状はない。

経過

この患者さんの場合、姿勢の悪さを訴えられていたのですが、肩こりや腰痛といった症状がないこともあり、初回時に来院回数を決めてアプローチすることとしました。

評価としては、立った時、座った時の状態や身体の動きから姿勢に影響を与える要因を探って行ったのですが、両肩(特に左)が丸まるよう前方に位置しており肩甲骨のバランスが悪くなっていること、またそのレベルの胸椎(背骨の胸の部分です)に軽い側弯が形成されていること、更には骨盤の傾きが少なく腰椎(背骨の腰の部分です)の前弯が減少していることといった点に重点をおいて、カイロプラクティックによる調整とエクササイズ指導、日常生活へのアドバイスを行いました。

初回後に首や肩の部分に動きやすさを感じて頂けたのですが、エクササイズに伴って筋肉痛を感じたり、気が緩むと座る姿勢が崩れてしまうということをおっしゃられていました。

当初の予定通り6回調整させて頂いたのですが、エクササイズを続けて頂けたこともあって立位姿勢での肩甲骨や背骨のバランスは改善されました。また、初回来院時のように座った時に無意識に猫背になることはなくなりました。ただ、長く座っていると戻ってきてしまうとおっしゃられてはいました。

姿勢が良いと素敵に見えることを示す立っている女性のイラスト

姿勢改善を主目的としたカイロによる調整の場合、来院されてのアプローチのみではその姿勢を維持することは難しいと感じます。皆さんは立ったり座ったりする時にあまり意識せずに自分にとって快適な姿勢をとりますが、その姿勢の取り方は脳に記憶されていますし、バランスの維持は筋肉と神経が介在した伸張反射で保たれます。関節や筋肉からの位置や運動の感覚と統合され、無意識に普段の姿勢が維持されているのです。その統合された記憶を変えていかないと改善とは言えません。もちろんカイロによって動きづらさが改善したりバランスが良くなることで、自然と良い状態に適応されることも期待できるのですが、良い姿勢を意識して無意識に変えて行く必要があります。そのためにも、エクササイズや日常生活でのアドバイスを組み合わせて行くことが大切なのです。

とはいえ、姿勢の悪さは現時点で問題がなくても、今後症状を引き起こす要因となりかねません。気になる方はぜひご相談ください。

※詳しくはこちら→産後の骨盤矯正

身体の中には脳神経系があることを示すイラスト

治療院へ通う動機となったのは、日頃から感じていた姿勢の悪さでした。おかげ様で、一回目の施術で変化を感じ、猫背に悩まされていた姿勢がぴんと伸びたことを、新鮮な驚きをもって今でも覚えています。ただ、維持することの大変さも同時に教わりましたので、通えば良くなるという単純なものでもないことも感じました。

良い姿勢を維持することはなかなか難しいですが、ふとした時に思い返すサイクルはできつつあるように思います。せっかく治療していただいた姿勢なので、維持し続けられるよう、エクササイズ等、頑張っていきたいです。

※症例の一覧はこちら→症例報告

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