『頚椎ヘルニアでも…(患者さんの声から)』
【カイロこまば通信】

カイロこまば通信は、2006年11月から当院入口で配布してきたニュースレターです。様々なテーマで健康情報を発信していますので、ぜひご覧ください。順次掲載して行きます!

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テーマ:頚椎ヘルニアでも…(患者さんの声から)

今年最後のカイロこまば通信は、患者さんの声を紹介しながら話を進めて行きたいと思います。まずはこちらからどうぞ…【40代男性の方からの声です】

頚椎ヘルニアの影響で右半身、特に右腕に強い痛みがあり通い始めました。なかなか時間が取れず、不定期に治療を受けていたため、半年位かかりましたが、右腕の痛みはすっかりなくなりました。 小学4年の時の交通事故の影響だと思いますが、20歳で頭痛・吐き気、30歳で指先の痺れ、40歳で右腕の強い痛みと段階的に悪くなっていった症状も現在は指先の痺れのみ。指先の痺れとあわせて、首・肩の凝りも解消されることを期待して、これからは定期的に治療を受けたいと思います。 20年間、様々な治療を受けてきましたが、私にとっては先生の治療が有効であると感じています。

この患者さんは、右腕(肘や肩…)の痛みと左右の指のしびれを主訴に来院されました。

右腕の痛みは1ヶ月ほど前の寝違い後からで、しびれも今までにないほど強いということからMRI検査をしたところ、頚椎ヘルニアと診断されたそうです。

当初はステロイドを用いていたが、現在は非ステロイドの鎮痛薬を処方されているとのことでした(薬は飲むと効くそうです…)。昔から首や肩にもやもやとした感覚が常にあるということからも痛みやしびれの要因が首にある可能性は高いと考えられましたが、触覚や痛覚、筋力や反射といった神経学検査では問題はみられません(傾けた首に押圧をかけるとか、腕を神経の走行を考慮して伸ばすといった整形学検査を行うと、痛みやしびれが誘発されます…)。また、頚椎ヘルニア(椎間板が後方に隆起した状態…腕の支配神経を圧迫するリスクが高まる…)の検査である首を前屈させる動作では症状は誘発されません。逆に後ろに反らす方がしびれを誘発します。これらの結果から、MRI画像上で認められたヘルニアがこの症状を直接誘発している可能性は低く、頚椎にカイロプラクティック治療を行っても問題ないと判断しました(肘の痛みは肘自体の機能障害が問題で、首と相互に影響していることが疑われました…)

これまで1年間で7回みさせて頂いたのですが、肘や肩の痛みは改善していますし、もやもや感も来院後一定期間は良好な状態がキープされています(症状に応じて来院頂いておりますが、3ヶ月ほど間隔があくこともしばしばです…)。その点もあってだと思いますが、当院のカイロ治療が有効と感じて頂けているということは本当に嬉しい限りです

頚椎ヘルニアと診断されて当院に来院される方は多いです。ただ、そのような方全ての症状が改善したという訳ではない…というのが正直なところです。実際、この患者さんも症状は改善していますが、しびれやもやもや感が再発されなくなったという訳ではありません。

とはいえ、頚椎ヘルニアと診断されたから、あとは手術しかない…薬に頼って痛みを抑えるしかない…と思い込む必要はありません(ヘルニアと診断されても、それが原因の全てとは限りません…)。検査結果が良好であれば頚椎へのカイロプラクティック治療も可能です。そのためにも、詳しく検査すること、しっかりとご説明することを心がけていますので、もし頚椎ヘルニアでお悩みでしたら、ぜひ一度ご来院ください。

カイロこまば通信vol59のイメージ画像

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